車の色と事故率の関係
ある大学で『車の色と重大事故の発生件数』を調べたところ、
一番安全なのは銀色(シルバー)の車という結果になたそうです。
人気の白い車が重大事故を起こす確率を1とすると、銀色の車は0.4と半分以下というデーターだそうです。
理由としては銀色の車にはメタリック塗装が多く、夜間でもよく目立ちます。それだけ視認性が高く、重大事故を起こす確率が低くなると専門家さんの説明でした。
また心理的に銀色の車を選ぶ人は保守的で、運転も慎重な人が多く、重大事故が少ないと考えられます。
他の色の車の事故確率は、赤0.7、青0.9、緑1.8、黒2.0と、濃く暗い色の車ほど、危険率が高いのです!
さらに海外のデータだと事故率が高い車の色は青がトップ!続いて緑、グレー、黒・・・と続くそうです。
青は、後退色で実際の位置より後ろに見えるので、他車からぶつけられやすいという特徴があるそうです。
色には、飛び出して見える進出色と、後ろに下がって見える後退色とがあります。
進出色は赤・オレンジ・黄色などの暖色系。
後退色は青・黒・青紫などの寒色系。
同じ場所にある赤い看板と、青い看板では、赤い看板が近くにあるように見えるんですよ。
チラシなどでは、アピールしたい商品の価格に赤や黄色を使って、大きく、飛び出して見せる工夫をしています。安い価格が目に飛び込んできますよね。
車の事故はさまざまな要因が重なって起こるものなので、車の色と事故の因果関係ははっきりと説明出来ませんが進出色、後退色という性質による事故率の違いは確かにあるそうです。
交差点で向かってくる青い車、高速道路で前方にいる青い車などは皆さん特に注意してくださいね。
色選びは、皆さん選ぶのに迷うはず参考にしていただけたらと思います。
カラーコディネーター佐野の豆知識でした(^○^)